世界的にも「現代アートの島」として有名な直島に佇む旅館【ろ霞】

【クイズです♪】“パスポートなしで行ける海外”があります。それはどこでしょうか?ヒントは、“現代アートの島”と呼ばれる観光地です。正解は…

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  • 月給250,000円〜320,000円
  • 7:00~22:00の間でシフト制 ※1ヶ月単位の変形労働時間制 ※勤務時間については応相談

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お仕事について

お仕事内容

日本の食文化について、ふと思う。 これからの将来を担う若い世代のうち、いったい何人が会席料理のような本格和食を食べたことがあるのだろうか。 若い世代のSNSで飛び交うのは、一度で覚えるのも難しい横文字の食べ物ばかりで、おそらく彼らにとって、トゥンカロンやマリトッツォの味は知っていても、ホタルイカの沖漬けや野菜の炊き合わせ、旬の魚料理の味は、ふわっとしたイメージでしか認知されていないことだろう。 実際に、料理専門学校に通う学生の中でも、和食を専攻する割合は5%以下と言われている。 それもそのはず、高校を卒業するまでに彼らの世代が口にする美味しいものは、ハンバーグや焼肉、ステーキ、から揚げ、ピッツァ、横文字のスイーツと、どこにも和食の入る余地はない。 和食の職人を目指す人が少なくなっていくのも、当然の結果である。 ろ霞の姉妹店である【季譜の里】で、以前こんなことがあった。 とあるお客様が電話予約の際に“茹で蟹”を注文してきたのだが、その時受けた若いスタッフが「茹で蟹ってなんですか」とお客様に質問してしまい、酷く怒られるという事件が起きたのだ。 後日、そのスタッフに尋ねてみると、旅館の試食会以外で蟹を食べたことは人生で一度くらいしかないと言ったそうだ。 気付けば、目の前で日本の食文化が無くなろうとしている。 家で蟹を食べていたのは、昔の祖父母が台所に立っていた時代であり、核家族化が進み、両親が料理をする時代になると、食卓に蟹が並ぶことはなくなっていた。 今、日本の食文化を本当の意味で楽しんでいるのは、ごく一部の日本人と世界のお金持ちだけである。 和食はニッチな存在となってしまい、このままで本当にいいのだろうか、という焦燥感だけが日に日に増している。 今回募集する【ろ霞の和食調理人】も、この時代が生んだ焦燥感に追われている。 だからといって、悲観ばかりしているわけにはいかない。 なぜなら、世界は日本の食文化を求めているからである。 ろ霞が掲げる食のコンセプトは、ずばり「五味一風」。 そこには味の基礎となる5つの要素(甘味・塩味・酸味・苦味・旨味)に、食の宝庫である瀬戸内の素材を掛け合わせた、当館ならではの美味しさを届けたい、という料理人たちの想いが込められている。 舞台は、ろ霞の中にあるレストラン【EN】。 囲炉裏に面した大きな窓からは、四季折々の自然を眺めることができ、味覚だけでなく、視覚・聴覚でも、その風情を味わうことができる空間となっている。 瀬戸内の魚が特別に美味しいことは、日本料理好きにとってはよく知られた話で、瀬戸内の魚料理の美味しさをもっと多くの人に楽しんでもらいたいと、当館では独自スタイルの寿司コースを中心に、美味しい・美しいの向こう側の料理を生み出している。 ろ霞で料理長を務める牧嶋が直島と出会ったのもまた“巡り合わせ”であった。 料理専門学校に在学中の際、彼はパティシエを目指していたが、当時のアルバイト先で出会った親方に誘われたことがきっかけで、料理人を志すようになったそうだ。 ろ霞に来る前は京都で働いており、当館代表・佐々木の日本文化に対する熱意と「料理人を大切にしたい」という想いに感銘を受けたこと、また料理人として瀬戸内の食材に魅了されたことが相まって、この直島に移り住んだ。 「日本料理界でも人気の瀬戸内産の食材が現地で手に入ることは、料理人冥利に尽きますね」 牧嶋が言うように、この直島には、和食料理人を志す者であれば必ず憧れるような食材がたくさん溢れている。 海の幸だけではない。フルーツや野菜、寿司のシャリに使う香川県産の米でさえ深い旨味に包まれている。 料理は基本的に一から手作りしているため、献立作りや仕込みが大変ではあるが、その分、若い世代の料理人にとっては調理技術を磨く絶好のチャンスでもあり、毎日が成長の可能性にあふれていると、牧嶋は言う。 「実は自分たちで野菜も育てています」 最近では、スタッフのアイデアで、野菜やお米の自家栽培も始めている。 もちろん収穫できた食材は、実際に旅館での料理で使っている。 普通のお店では、手元にある食材を料理していくだけだが、ここ直島・ろ霞では、料理に使う食材を、素材の段階から美味しさにこだわっていける、なかなか珍しい面白さがある。 余談だが、料理人同士で休日は釣りに行くことも多く、釣った魚を自分たちで捌き食べるという、島ならではの贅沢な余暇も過ごしている。 日本の食文化は世界に注目されているだけあって、このろ霞においても例外ではない。 訪れるお客様のほとんどは、海外から日本文化を求めてやってくる方ばかり。 アメリカ、シンガポール、中国、フランス、イギリス、カナダ、オーストラリア、タイなど、日本であって日本でないような空間がレストラン全体にも漂っている。 日本の食文化の危機を感じてはいるが、まだ消えてしまったわけではない。 今の私たちにとって、和食料理人を志す若者たちは宝であり、磨けば必ず光る原石なのだ。 そんな彼らが、この直島を知り、瀬戸内の食材に魅了され、新たな日本文化の語り部として、当館で腕をふるってくれることを願っている。 今この文章を読んでくれているあなたも、きっとまた巡り合わせ。 一度でいいから、この“引力”に身を委ねてほしい。 後悔はさせない。 なぜなら、この巡り合わせが、この直島が、あなたの人生をより美味しいものにする素材となるから。 この素材をどう料理するかは、あなた次第。 それでは最後に“難問”の答え合わせをしよう。 “パスポートなしで行ける海外”があります。 それはどこでしょうか? ヒントは、“現代アートの島”と呼ばれる観光地です。 正解は… ここ、直島にある。

お仕事の特徴

フリーター歓迎
学歴不問
未経験・初心者OK
ブランクOK
経験者・有資格者歓迎
シフト制
即日勤務OK
フルタイム歓迎
長期歓迎
車通勤OK
バイク通勤OK
友達と応募OK
オープニングスタッフ
研修あり

職場環境・雰囲気

20代多数
30代多数
落ち着いた職場
業務外交流多い
アットホーム
初心者活躍中
長く働ける
協調性がある
個性が活かせる
立ち仕事
お客様との対話は少ない
力仕事が少ない
知識、経験豊富

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募集要項

職種

【クイズです♪】“パスポートなしで行ける海外”があります。それはどこでしょうか?ヒントは、“現代アートの島”と呼ばれる観光地です。正解は…

給与

月給250,000円〜320,000円
※能力・経験などを考慮して決定します。 年収例) 経験者・1年目:年収450万円

試用・研修

試用期間あり (3ヶ月(スキルに応じて期間短縮の場合あり))
雇用条件は本採用時と同じ

待遇・福利厚生

  • 昇給あり
  • 制服あり
  • 社会保険あり
  • 賞与あり
  • まかない・食事補助あり
  • 社割あり
  • 社員登用あり
  • 残業手当
  • 寮・社宅・住宅手当あり
◆交通費規定支給 ◆社会保険完備 ◆昇給年1回、賞与年2回 ◆制服貸与 ◆板前の作るまかないあり ◆館内売店の商品を社員割引で購入可能 ◆宿泊や食事を社員割引で利用可能 ◆社員寮完備(無料/単身向けワンルーム) ◆家賃補助あり(当社規定あり) ◆講師によるおもてなし研修あり(年4回)

交通費

規定支給
※交通費は当社規定により支給します。

勤務地

世界的にも「現代アートの島」として有名な直島に佇む旅館【ろ霞】
香川県 香川郡直島町1234 (直島旅館 ろ霞)

応募資格

調理経験3年以上の方(ジャンル不問)

勤務時間

7:00~22:00の間でシフト制 ※1ヶ月単位の変形労働時間制 ※勤務時間については応相談

勤務曜日

月・火・水・木・金・土・日

休日休暇

週休制(月6日~8日休み/希望日数は応相談) 有給休暇:10日(入社半年後に付与) リフレッシュ休暇:5連休(半年に1回)

勤務期間

最低勤務期間:3ヶ月以上
最低勤務日数:週5日以上
最低勤務時間:1日8時間以上

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応募について

採用予定人数

2~3名

問い合わせ

087-899-2356

会社情報

会社名

A&C株式会社

業種

飲食・レジャー・ホテル・スポーツ

会社住所

岡山県美作市湯郷180
求人情報更新日:2024/9/20

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